耐震診断を行っている会社について
一般財団法人日本耐震診断協会では、木造住宅の場合震度6強〜震度7の地震が発生した際に倒壊の可能性がないかどうかの診断を行っています。
耐震診断はまず建築物の概要や使用履歴、増改築、経年劣化、それから設計調所の有無を確認する現地調査を行います。
この結果により診断レベルを判定し、昭和56年以前に建てられている場合は2次診断を行います。
1次から3次耐震診断があり、順に計算難易度が高くなっています。
以前の基準で建てられた建物は震度6強から震度7の大地震で東海してしまう可能性が非常に高いため、以前の基準で設計されている建物かどうかを確認することで耐震補強案や概算での耐震改修工事費用を検討することが出来ます。
建物の形状や構造図、検査済証の有無により費用が異なりますが、鉄筋コンクリート造の場合は延床面積などから換算し、平米あたり1000〜2500円、木造住宅の場合には棟あたり20〜50万円が診断費用となります。
